MALY MODELARZ ドイツ空軍駆逐戦闘機Bf110 C-1型

6月に新製品が出て以来音沙汰がなく、ファンを心配させていたポーランドMALY MODELARZ社から待ちに待った新作リリースの情報が飛び込んできた。今回リリースされるのは、ドイツ空軍の双発重駆逐戦闘機メッサーシュミットBf110、その初期型であるC-1型だ。

MM-Bf110-C1.jpg

ちなみに、今回のBf110は2008年春号となる。なんでいまさら2008年の春号なのかは、当コーナーの熱心な読者諸君には言わずもがな、であろう。

Bf110と言えば、アドバンスド大戦略でポーランド軍相手には活躍したものの、英軍と戦うようになったらハリケーンにも大苦戦し、やっと後継機が登場したぞ! と大喜びで進化させたらもっと使えないMe210になってしまってプレイヤーを絶望のどん底へと突き落とした事は記憶に新しい。
そんなBf110を模型化するなら、せめて対爆撃機戦で戦果を上げた夜間戦闘型のG型を模型化して少しでもユーザーに取り入ろうとしそうなものだが、そこは老舗メーカーMALY MODELARZのことだ、Bf110の中でも最初の大量生産型であるC-1型というなんとも地味なチョイスでのリリースだ。
大戦初期に活躍したりしなかったりしたC型なのに、表紙では機体下面色が側面に回りこんだ大戦中・後期の迷彩がされているのが気になるが、未確認ながら中身はちゃんと機体上面の直線塗りわけ2色迷彩が下まで来ている初期の迷彩になっているという情報もある。なっていなかったら、スーパーエースの手で奇跡的に大戦後期まで生き残ったC型だと思い込んで組み立てれば問題ないだろう。

今回のBf110は詳しい情報があまりないが、MALY MODELARZの飛行機モデルは、あっさりめの表現で極端に細かい部品もなく手を付けやすいイメージがある。定価もわずか18ポーランドズロチ(約600円)とお手軽なこともあり、初心者にもオススメできる一品なのではないだろうか。
もちろん、ベテランモデラーも数少ないBf110-C型の模型は見逃すべきではない。
イギリス本土航空戦(バトル・オブ・ブリテン)ではあまりに一方的にやられるので、Bf109単発戦闘機に護衛してもらう必要があり、「戦闘機に護衛してもらう戦闘機」という、なにがなんだかわからない状態だったBf110。ハリケーンもスピットファイヤも飛んでこない机の上でその雄姿を33分の1スケールでじっくりと眺めることができるこのカードモデルは、駄作戦闘機ファンのモデラーに至福の時を与えてくれることだろう。

写真はGPM社サイトからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
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No title

そんなに地味でいいなら、いっそポーランドに住みたい。
って、なんか「地味」に異様に反応してますね、私。

Re: No title

ほんと、素晴らしい(しかも地味な)カードモデルがお手頃価格でごろごろしているポーランド、いっそ引っ越してしまいたいぐらいです。
でも、ポーランドに住むには「ポーランド語」という厄介な障壁が……ポーランドの人に言わせると、「日本語よりずっと簡単だよ?」ということらしいのですが、あんな複雑な格変化、辞書引くだけでも大変ですって!(笑)
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