MODELIK 新製品3種。

先週末を風邪でサボってしまった上に、今週末は納期直前で更新以前に帰宅できるかどうかも不明なために、今回は豪華三本立でポーランドMODELIK社の新製品情報をお届けしたい。

まずは、2011年第11号、ポーランド鉄道操重車、WM-15Aだ。

WM-15A_okladka.jpg

WM-15Aは、ポーランドの鉄道で使用されている操重車だと思う。「操重車」というのはちょっと聞きなれない言葉だが、これは国鉄などで使用されていた言葉でクレーンを搭載した鉄道車輌のことである。国鉄での車輌記号は「ソ」であった。クレーン車などの数が増え、特別に操重車を保有する意義が薄れたため、現在のJRは「ソ」表記を持つ操重車を保有していないが、JR東日本は「スーパービートル」という保線用クレーン車輌を保有しているそうだ。「スーパービートル」と聞いて、緑商会のオリジナル宇宙戦車のプラモデルを思い浮かべるモデラーは相当なオールドモデラーだ。

WM-15A_foto_1.jpgWM-15A_foto_2.jpg

なにぶん、調べてもなにもわからなかったので話はサクサク進む。公式ページの完成写真を見ると、WM-15Aはエンジンを搭載し、自走可能なことがわかる。脱線事故などあった時には、この車輌がガタコンガタコンと駆けつけてきてくれるのだろう。たぶん。でも荷台もあるから、そういうのとは違うのかな? 情報ないからわかんない。

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テクスチャは汚しのないスッキリしたタイプ。一見小柄に見えるWM-15Aだが、完成すると全長50センチもあるBIGなキット。展開図も大きなパーツばっかりで、見てもサッパリだ。

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組み立て説明書はラインによるクローズアップ方式。エンジンから前後の車軸に延びるシャフトの構造などが見て取れる。

全然わからないからサッパリ書くことのないMODELIK ポーランド鉄道操重車 WM-15Aはスケールは陸モノ統一スケールの25分の1、難易度は5段階評価の「4」(難しい)となっている。定価は30ポーランドズロチ(約1000円)だ。

続いて紹介するのは、マイナー艦ファンなら見逃せないアイテム、2011年第20号、デンマーク軍海防艦 SKJOLD だ。

Skjold_okladka.jpg

さぁ、これまたなにも情報がない。どうやら1894年に建造され、1929年に除籍された艦らしい。意外にもデンマークはこのような小型装甲艦の建造には積極的で、SKJOLDの他にもアイヴァー・ヒュイトフェルト、ヘルルフ・トロルなど小型の装甲艦を多数自国で建造している。艦名の「SKJOLD」というのは英語の「SHEELD」、つまり「盾」のことらしいが、カナ表記は「スキョル」だったり「ショル」だったり「シェル」だったりする。主砲は24センチ単装砲塔1基。

Skjold_Ark_1.jpgSkjold_Ark_2.jpg

SKJOLDにいたっては完成写真さえないので、全然書くことがない。頼みのWikipediaにもデンマーク語と日本語のページしかないって、どんだけマイナーなんだ。
ちなみに当キットの作者はMichał Glock氏。またアンタか。

Skjold_Rys_1.jpgSkjold_Rys_2.jpg

組み立て説明書は面をグレーにぬったラインによるクローズアップ方式。左下の写真で見ると、SKJOLDはとっても乾舷が低く、どちらかというとモニター艦に近い感じだ。バルト海は波が穏やかなのでできる艦形と言えるだろう。うっかり外洋に乗り出していくとひっくり返っちゃうぞ。
マイナーの中のマイナー、「ザ・マイナー艦」とも言うべきMODELIKのデンマーク軍海防艦 SKJOLDは海戦スケール200分の1でわずか全長35センチという小粒な艦。難易度は5段階評価の「3」(普通)、定価も24ズロチ(約800円)と手頃となっているので、テンマーク海軍ファンのみならず、艦船キット初心者に幅広くお勧めできるキットとなっている。

書くことないからどんどん進んじゃう。
最後に紹介するのは2011年第32号、ロシア製ロードローラー ДУ-47Б だ。

Du-47B_okladka.jpg

もう、いよいよ書くこと無い。えーと、ДУ-47Бというのは、重量8.5トンのロードローラーだ。ローラーが前後にあるタンデム式だ。すんません、いろいろ調べたんですが、なんにもわかりませんでした。

Du-47_Foto_1.jpgDu-47_Foto_3.jpg

で、完成写真。完成するとこんな風になるらしいぞ。黄色いぞ。

Du-47B_Ark_2.jpgDu-47B_Ark_3.jpg

テクスチャは汚しのないスッキリとしたタイプ。近所で道路工事中のモデラーは実物を参考にコッテリと汚し塗装をするのもいいだろう。

Du-47B_Rys_1.jpg

組み立て説明書はCGによるクローズアップ方式。これだけ見ると、Halinskiのキットみたいだ。やたらと気合の入ったエンジン、変速機周りの構造も見ておこう。
着実な土木車輌ブームの到来を感じさせるような気がするMODELIKのロシア製ロードローラー ДУ-47Бは陸モノスケール25分の1で完成すると全長19センチ。難易度は5段階評価の「3」(普通)、定価も20ズロチ(約650円)とお手軽な設定。これなら、土木車輌ファンのモデラーだけではなく、ボーカロイドファンやジョジョの奇妙な冒険ファンのモデラーにもお勧めできる内容と言えるだろう。

紹介しようにも書くことなくて放ったらかしになっていたMODELIKの新作3キット。今回の記事を読んでどこから手をつけるか、制作スケジュールを急いで調整しているコアなモデラーも多いのではないだろうか。目移りしそうな注目作ばかりだが、正直、日本のショップじゃ輸入してくれないだろう。



キット画像はMODELIK社サイトからの引用。


*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
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こんばんは

また、ツボな商品が2つもww
早速、ネ申模型さんへ発注しようっと!(ルンルン



超マイナーな保線車両を1/25で出すあたり、鉄道模型文化が無いんだなぁと思う反面、1/87で出しても誰も買わないんだろうなと思ってみたり。


あと、超古典なロードローラー。こんな機関車みたいな形した奴は日本じゃ絶滅危惧種ですよ!
まぁ、前は見えんしまっすぐ走らんし難儀な奴だと聞いたことがあります。

あと、2ストエンジンで音が強烈だったんですよねぇ。形と音で強烈に怖かったのは昔の思い出です。


作者も幼少のトラウマの裏返しで凝った設計にしちゃったのかなwwといらん詮索を巡らせてみたり。

No title

Big Muskiさん、今日は!
さすがBig Muskiさん、「黄色い車両」へのチェックは怠りませんね。
なるほど、近所で見かけるロードローラーと形が違うな、と思ったら、ДУ-47Бはかなり旧式なんですね。言われてみればいくら東側の車両とはいえ、曲線がローラー部分にしかなかったり、最近の造形センスじゃないですね(笑)
今後も体験に即した貴重なツッコミ、よろしくお願いいたします!
展開図公開中
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