RPM PWS-26”Ślepak”

紙模型静岡工場さんの記事で、プラモデルメーカー、デルタ社の話が出てきたので、「そういえば、うちにデルタのカプロニ・カンピーニ N.1があったはずだ」とストックを掘り返すも見つけられず、代わりに昨日「どこいったかワカンネ」と言っていたPWS-26が出てきたのでこれ幸いと紹介というか自慢というか反省してみちゃったりして。

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キットはポーランドのRPM社製。ポーランド人はなんでもかんでもアルファベット3文字に省略するのはやめてください、ホント。
わしが持ってるのは、後席にカバーをかけて計器飛行(盲目飛行)訓練中の状態にできる(カバーを取り付けずに通常状態で完成させることも可能)キットで、箱絵でも前席の後ろがモッコリ盛り上がっているのがご覧いただけるかと。ただ、この機はハーケンクロイツでもわかる通りドイツ軍で鹵獲運用中の機体で、この後席のカバーはドイツオリジナルの改造とする説と、ポーランドでも準備されていたとする説があるようです。

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箱の大きさは文庫本と比べてこの大きさ。けっこう大きい。けっこう大きいので、掘り出すまで48分の1かと思っていたら、72分の1だった。ここのメーカー、中身に関係なく箱の大きさがいつも一緒なんで整理しやすいです。
ちなみにキット名の”Ślepak”というのはハエの一種。ドイツ軍での呼称なのかは不明。それにしても堂々とハーケンクロイツ書いてますな。

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昨日は「なんでこんなマイナー機のキット買ったんだろうね」と書きましたが、箱を見て納得。安かったのね。二回ほど値引きされてます。輸入はしてみたものの、売れなかったんだろうなー。たしか、新宿イエローサブマリンで買ったんじゃないかな、これ。
ちなみに箱の構造は日本のキットによくある「上箱+下箱」ではなくて、側面が開く方式。なので、何度も開けるとボロボロになっちゃう。

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そして、箱の側面にはなぜか「Made in Russia」のシールが。でも、ロシアのどこで生産されたのかはどこにも記載なし。まさかロシア人はポーランドをロシア領だと思っているのか……(そういうことを言うとポーランドの人に本気で怒られます)。

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裏にはRPMの他のラインナップが。とは言っても、右下はPWS-26のポーランド軍使用バージョン、左上のPWS-16bisはPWS-26の前身で、16に比べて26は機体構造が強化されている程度の違いなので外見の違いは固定脚の支えにカバーがつくか、つかないか、といった程度。後はポーランドの豆戦車TK-3、T-26の火炎放射型OT-26という、もうそーゆーキットのファンにはたまらない内容。

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で、中身ー。」なにしろ72分の1なので箱の中はスカスカ。厚みも幅も半分の箱で十分だったね。

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72分の1の飛行機ってこんな小さかったっけ!
最近、カードモデルの33分の1ばっかり見ていたので、これは衝撃。ちなみにディティールは決して悪くはないけど、十数年前のキットなので「今風」に仕上げるのは大変でしょう。どうしてもPWS-26の模型が欲しいのなら、MPModelのカードモデルを買ったほうが良さそう。

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丸まっちゃって、もう使えそうにない感じのデカールは箱絵のドイツ軍鹵獲バージョンの他に、ルーマニア軍鹵獲バージョン、ソビエト軍鹵獲バージョンが楽しめる鹵獲三連発。これも、どういう層を狙っているのか全く意図不明で嬉しくなっちゃいますね。
なお、ドイツ空軍機バージョンのコードレター「VG+AS」は、クラコウ博物館に唯一現存している機体のドイツ軍時代のコードレターだそうです。

まぁ、さすがにこれを完成させることはないでしょうな。箱潰れにデカール死亡でオークションに出せる品質でもないし。しかたない、またストックの山に戻しておこう。
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