タッチアップについて・1

野球の話じゃないですよ。
カードモデルで結構気になるのが、「紙の断面」です。
紙の表面は印刷がされていて色がついているのですが、これを切った切り口は当然紙の地の色、普通は白となります。
これが、組み立てたモデルの表面に出ると目立つんですよね。暗い色のモデルなら、なおさら目立ちます。それだと完成品がイマイチなので、色を塗って切り口を目立たなくしよう、というのが「タッチアップ」です。
タッチアップのための道具、というか画材は様々なものが考えられますが、まず代表的なものとして「絵の具」があります。水彩が好まれるようですが、プラモデル用塗料を使っているという話も聞きました。
絵の具を使う場合の利点はなんといっても調色によって色を自由に作れる、つまり印刷と色を近づけることで切り口をとことん目立たなくできるという点です。ただし、調色というのはコツがありますし、絵の具は塗るための準備、後片付けに手数がかかり「ちょっとした作業の合間にカードモデルを」という時などには使えません。ちなみに自分は作業の合間派なので絵の具は実は使ったことありませんが、「紙の裏を塗る」という時だけはプラモデル用の「ミスターカラー」を使っています。これは水性塗料を広い面積に塗ることで紙がへにゃへにゃになってしまうのを防ぐためと、以前にプラモデルをやっていた時の使い残しが大量にあるためです。
次に、絵の具より手軽な方法として色鉛筆を使うという方法があります。色鉛筆は大きな画材屋にいけば幾らでも色数があり、かなり印刷の色に近いものを使えるという利点があります。また、使うときにすぐに使えて、後始末も芯が折れないように注意すれば鉛筆立てにでもさしておけばいいという手軽さがあります。
しかし、自分も以前は色鉛筆を使っていたのですが、紙のフチを塗るためには芯の腹の部分で塗ることとなり、柔らかい色鉛筆の芯にすぐに細い溝が刻まれてしまい使いにくくなっていくのが難点でした。最良の状態を保つためにはコマメに削らなければならず、これがけっこう手間となります。
また、定着液をかけた後の紙には色がのりにくい、うっかり塗るのを忘れて組み立ててしまうとボンドの上からは色がのらないのでフォローできない、あまり濃い色に塗ることができない、などの欠点があります。
さらに手軽な方法として、サインペンを使うという方法が良く紹介されていますが自分の場合選んだペンが悪かったのか、油性はもちろんのこと水性を使っても紙にインクが染み込んで印刷面は印刷+染み込んだインクでフチに近い印刷面がぼや~っと色が濃くなってしまいました。あれって、みんなはどうしてるの?
さて、このようになかなか一長一短があるのですが、ここで自分がおすすめするのは「筆ペン」です。
と、これだけの事を言うのにえらい文章が長くなってしまったので今日はここまでに。
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テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
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No title

同感です。  私もD51作ってる時、途中で

YUJIさんという方のブログを見つけて、筆ペン

が良いということが書いてあって、実際使って

みたら最高に使いやすかったです。でも色が

黒しか無い・・・・。今やってるカティサークは

茶とかベージュとかが多いので、しかたなく

絵の具に戻ってます。

No title

カラー筆ペンというのがあるようです。
さすがに絵の具やサインペンのようにはバリエーション無いですが(ブラウンは有りましたよ)。

私はタイヤの縁をマジックで塗って夏休みの工作のようになってしまったことが有ります(笑)
絵の具(ガッシュ?)が手つかずで残ってるので使ってみようと思っていましたが、筆ペンは思いつきませんでした。

私も子供のころはよくプラモデルを作っていました。
でも、キット自体子供にはいい値段だし、塗料や道具、造型素材やら、結構お金がかかります(あと何となく部屋が汚くなる気がする)。
それにくらべ、ペパクラはイイ!PCとプリンター、あとはお安い文房具で済みますからね。ちょっとは散らかるけど、汚くならない。
自分には合っているようです。

Re: No title

ドッペルゲンガーさん、コメントありがとうございます。
トッポりんさんも触れておられますが、大きい画材屋の絵手紙のコーナーなどに「カラー筆ペン」という商品が置いてあります。
自分は株式会社呉竹さんの「筆日和」という商品を使っています。
これは色数が24色あるのでかなり選択の余地があります。(1本100円と定価が安いのも魅力)
とはいえ、和式色彩の淡い色がほとんどで、場合によってはピッタリの色が見つからないということも多いかと思われますが、実はそれほど色の一致には気を使わなくてもいいのかも? という記事を近日中にまとめさせていただきます。よろしければ、そちらも御参照ください。

Re: No title

トッポりんさん、コメントありがとうございます。
筆ペンは尖った先で細かく塗ることも、サッと広い面積を塗ることもできるのでとても重宝しています。
海外のフォーラムを見ていると接着剤やタッチアップの画材にはみな苦労しており、「木工用ボンドと筆ペン」で大体話にケリがついてしまう日本の画材/文房具市場は本当にペーパークラフトに向いてるな、と痛感します(笑)
プラモデルは数年前ぐらいまではかなり熱心だったのですが値段の高騰(フランス軍の戦車1輌が定価5千円だなんて……)についていけずご無沙汰に。そもそもネット上で見ることのできる素晴らしい作品の数々を見ていると制作意欲が沸かずに途中から積むだけになっていました。
それに対してペーパークラフトの手軽さは魅力ですよね! フリーのデータなら紙とインク、後は工具と接着剤で完成させられるし、塗料を準備したり片付けたりする手間がないので作業の合間にちょっと引き出しを開けて……という楽しみ方ができるのも気にいっています。
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