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MODELIK 日本海軍戦闘機 三菱A6M2 「ZERO」

まるですぐにでも次の新作を紹介するかのような前フリをしておいて、昨日はあっさりと寝てしまったせいで更新をサボった当ブログだが、いよいよ本日は満を持してのメジャーアイテムの登場だ。
本日紹介するのは、ポーランドMODELIK社からリリースされた日本海軍戦闘機 三菱A6M2 「ZERO」、すなわち零戦21型だ。

Zero okladka

先日紹介した「戦艦オクラホマ」に続いての零戦初期型のリリース、とくれば、これはもうオクラホマとセットで購入し、「トラトラトラ、我奇襲に成功せり! 目標戦艦オクラホマ、攻撃開始! ズダダダダドキューンドキューン、ブーンバババババ」と完成後もエンジョイせよ、というMODELIKからのメッセージだと思うじゃないか、普通。でも、良くみたら機体番号が「X」で始まる第三航空隊の所属機で、真珠湾攻撃には参加していない。そもそも、21型を装備していたころの第三航空隊は陸上部隊で、空母に艦載されておらず、開戦時もフィリピン方面に展開中であった。
まぁ、零戦の話はいい加減な知識で書かなくても、キチンと説明されている素晴らしいサイトがたくさんあるので、そちらを参照してもらうとして、ここではさっそく完成見本を見てみよう。

Zero Fot.1

今回の完成写真はホワイトモデルでの提供だが、なかなかホッソリとした零戦の雰囲気が良く出ていると思うがいかがだろうか。カウル先端の分割が、「顔」とも言える丸みの表現に気を使っていることを物語っていると言えるだろう。

Zero Fot.2

ポリカリポフI-16はカッチョ良く見える角度を探すのに苦心したが、零戦はなかなかどこから見てもカッチョいい。個人的には、零戦のスタイリングはイタリア戦闘機のカッチョ良さに通ずるものがあると思っているのだが、それを言うと日本軍機ファンがイヤな顔をするのでそっと胸のうちに秘めておきたい。

Zero Ark.1

テクスチャは汚しのないスッキリとしたタイプ。画像右側はたぶん、ディスプレイ用の台だと思うが、だから第三航空隊はこの時期空母に艦載されてないんだって。それとも、これはまるで空母の甲板のように見える地上基地の滑走路なのだろうか。せっかく木目も美しいディスプレイ台なので、他の日本機を飾るのに使ってもいいだろう。

Zero Ark.2

と、思ったら、なーんだ、ちゃんと真珠湾攻撃に参加した機体マーキングもコンパチでセットされてるじゃない。
機体番号「BII-110」は空母「飛龍」第一次攻撃隊の岡嶋清熊大尉搭乗機。これで展示台も使えるし、戦艦オクラホマに攻撃ゴッコも心置きなく楽しめる、というわけだ。なぜ表紙が地味な方の機体なのかは謎だ。
ちなみに表紙になっている機体番号「X-108」は「横山大尉乗機」という情報が断片的に見つかるものの、それ以上のことはわからなかった。どうせ第三航空隊にするなら、尾翼に撃墜マークの桜を11個書いた、橋口嘉朗飛曹長乗機にすれば良さそうなものだが、どうなのだろうか。なお、ついでながら橋口飛曹長乗機の11個の桜は、飛曹長個人の戦果ではなく部隊全体での戦果を書いてあったらしい。このマーキングのせいで最終撃墜を11機とする資料と10機とする資料があるが、どうやら10機だったようだ。また、橋口飛曹長は1944年に「戦死」となっている資料も多いが、実際にはレイテ海戦に空母艦載部隊として参加し、乗艦が撃沈され行方不明となったらしい。

Zero Ark.4

なかなかMODELIKらしくない細かいパーツの行列。左下部分の風防と胴体接合部分のパーツは、予備パーツとなっている。失敗しやすい割りには完成品の出来を大きく左右する場所だけに、この気遣いは嬉しい。

Zero Rys.1

組み立て説明書は面をグレーで塗ったラインタイプ。ステップ・バイ・ステップとクローズアップの中間型の構成だろうか。

Zero Rys.2

おっと、これは「MODELIKらしくない」細かい組み立て説明だ。デザイナーの”Lukasz Fuczek”氏は、Orlikに多数の第二次大戦戦闘機を提供している、第二次大戦戦闘機のベテラン。MODELIKには過去にモスキートを提供している。氏の設計は、細かい内装が特徴だ。

MODELIK 日本海軍戦闘機 三菱A6M2 「ZERO」は、スケールは航空機スケールの33分の1、難易度は5段階評価で堂々の「5」(とても難しい)となっている。そして、定価は24ポーランドズロチ(約800円)、同時にレーザーカット済み芯材用厚紙が15.01(約500円)と、これまた妙な値段で同時発売となる。
零戦は、Halinskiのリリースした坂井 三郎氏乗機、機体番号「V-103」をはじめとし、各社から各タイプのキットが多数リリースされている。この激戦区にあえて乗り込んできたMODELIK、果たしてメジャー機路線をこのまま継続していくのか、それともアッサリと誰も知らないどうでもいいようなアイテムに方向を修正するのか。2011年もMODELIKの新作情報からは目を離すことができなそうだ。



画像はMODELIK社サイトからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
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