Orel ブルガリア海軍水雷艇「Дръзки」・2

ウクライナOrel社のブルガリア海軍水雷艇「Дръзки」、昨日はミニミニブルガリア海軍史を調べてくるだけで話が終わってしまったので、本日はキットの紹介をしよう。

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表紙は、いつもの「Orel」タッチ。キットはトルコ海軍の防護巡洋艦ハミディーエに決死の突撃を敢行した1912年当時の艦形を再現している。と、いうか、それを外したらなんのためにキット化するのかわからない。
ひょろん、と長いマストがユニークだが、無線のために後付けしたのだろうか。

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今回は残念ながら完成写真はないので、組み立て説明書にある全体図からイメージを盛り上げよう。
艦首にある棒状のものは、ちょっとなんだかわからなかったが、まさか刺突爆雷ではないと思う。
その下にあるのは、バカデカい前照灯ではなくて、艦首魚雷発射艦だ。ここの1門と、艦の後方にある旋回式の発射機2門、合計で魚雷3門がДръзкиの主兵装となる。

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ことらは艦首と艦尾の拡大図。艦尾の、建築現場の簡易トイレのようなものは、やっぱりトイレらしい。その前の舵輪はおそらく非常用の直接操舵用ではないだろうか。でなきゃ、操舵がいつもトイレの前なのはいや~んな感じだ。
複雑怪奇な空中線の処理も、なんとも言えない。

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テクスチャは汚しのないスッキリとしたタイプ。版型はA4版だが、1ページに船体のパーツが全部入ってしまうことからも、驚くほど小柄な船体であることがわかる。

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組み立て説明書はグレーで面を塗ったライン方式。ステップ・バイ・ステップではなく、要所のクローズアップ方式で、やや雑然とした印象も受けるが、それだけ図版が多いとも言えるだろう。

Orel社のブルガリア海軍水雷艇「Дръзки」はスケールは小艦艇スケールの100分の1で全長約40センチのお手ごろなサイズ。定価も79ウクライナフリブニャ(約900円)とお手ごろ。しかし、難易度は3段階評価の「3」(難しい)である上に、公式サイトにわざわざ「細かいパーツが多いから、ベテランモデラーにオススメする」と書いてあったので、なかなかの手ごたえを覚悟しておいたほうが良いだろう。

世間じゃクリスマスがどうこう言っているのに、そのマイナーながらも特筆すべき活躍でカードモデル界の一部に昨日から空前のブルガリアブームを巻き起こしたДръзки。ブルガリア海軍ファンのモデラーなら、このキットを見逃すことはできないだろう。
Orelには是非とも「宿敵」防護巡洋艦ハミディーエの模型化にも期待したいところだ。


画像はOrel社サイト公式フォーラムからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
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