Дом Бумаги G-5魚雷艇

カードモデルの大敵、湿気に悩まされた夏もいよいよ終わりが近づいた。
モデラー待望の「クラフトの秋」の到来を告げる新製品情報として、今回はウクライナの「Дом Бумаги」社からソビエト軍高速魚雷艇G-5を紹介する。
公式ページにリンクを貼っていないのは、うちの環境のせいかもしれないがちゃんと表示されなかったためだ。
Дом Бумаги社は新興のメーカーで、これまでにイギリス軍の軽巡洋艦とかイタリア軍の駆逐艦とか日露戦争のロシア艦とか、よく意図のわからないラインナップの艦船を200分の1でリリースしており、今回のG-5魚雷艇は新シリーズの100分の1小艦艇シリーズの第1弾となる。

G-5_1.jpg

ソビエト軍の魚雷艇なんて良くしらないのだが、検索でついさっき知った情報を得意げに披露するとソビエト海軍が戦前に大量生産した魚雷艇、それがG-5型だ。おもしろいのは、設計したのは航空機設計で有名なツポレフ設計局で、そのためかG-5は1000馬力エンジン2基でわずか排水量16トンの船体を55ノットで突っ走らせるというユニークなものとなった。
これだけ小さいと魚雷発射管を設ける場所もないので、533ミリ魚雷2本は艦尾に前向きに搭載されており、レイアウトから察するに発射する時は真っ直ぐ敵に突っ込みながら艦尾から魚雷を海中に落とすという男らしい行動が必要となるはずだ。
艦尾から前向きに魚雷を落としたら、落とした当人の尻に魚雷が当たりそうだがG-5の最大速力なら魚雷より速いから大丈夫だ。というか、魚雷って一回沈んでから進むから喫水の浅いG-5ならそんなに速度が出ていなくても船底の下をくぐって追い抜いていくから大丈夫なんだろう、たぶん。
それよりも、533ミリ魚雷って重さが1.5トンぐらいあるから1本発射しただけでも艦尾からいきなり船体重量の1割が失われる計算となり、反動で船首が下がって水に突っ込みそうだ。
G-5は約200隻が建造されたが、あいにくと敵であるドイツ艦隊が不活発であったために大型艦を撃沈するような派手な戦果はあげていない。しかし、沿岸防衛の主役として地味に祖国防衛に貢献したという。
なお、G-5のうち一隻は放棄されているのをフィンランド軍が回収、3年かけて修理しバルト海で運用したらしい。

そんな男らしい突撃魚雷艇G-5だが、公式サイトが見られないので完成写真はおろか定価までわからん。表紙では2隻並んでいるが、どうやらこれは1冊で2隻セットとなっており、コンパチブルというわけではないようだ。違ったらごめん。
GPMのショップページでは約9ドル(今日のレートで約830円。いつのまにか円高になってた)で販売、さらにGPM社からは5.36ドルで当キット用のレーザーカット済み厚紙パーツが発売となる。

G-5_2.jpg


あと前回言うの忘れてたけど、GPMからはアリョール社のイリヤ・ムロメッツのレーザーカット済み厚紙パーツも約14.3ドルで販売中です。

今回はなんか、「わからん」とか「たぶん」とか未確認の情報ばかり書いているが、ここしばらく新製品のリリースがなくって苦手なものにも手をつけざるを得なかったためだ。
ヨーロッパの企業は夏休みには仕事しないんだね、きっと。
9月にはもっと紹介しやすいキットのリリースに期待したい。

写真はGPMのショップページからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
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