定着液の話。

いよいよ8月も終わりですが、わざわざインターネットの片隅でひっそり店開きしているこのようなサイトまでお越しいただきありがとうございます。
8月は暑くて暑くて制作が進展しなかったこともあり、やや更新に間の空いた事も多かったのですが、多数のビューをいただきまして、自分を奮い立たせる糧となりました。
9月にはいよいよBT戦車のモデル完成が予想されますので、お暇な方は来月もよろしくお願いいたします。

さて、タイトルの「定着液」というのはなにも特別なものではなくて、画材屋さんなどで売っている「フィキサチーフ」のことです。簡単に説明すると、合成樹脂をアルコール溶剤で溶いた液でスプレー缶の状態で売っているものが手軽かつ一般的で、これを紙に吹き付けると表面に薄い合成樹脂の膜が形成され、紙の表面が汚れにくくなる、表面の印刷が色落ちしにくくなる、という効果があります。

うちはプリンタはインクジェットを使っているのですが、インクが水溶性なので手の湿気で溶けて色落ち&色移りがひどくてかなり苦労したのですが、フィキサチーフならアルコール溶剤なので印刷がにじむ心配はなく、表面のコートでちょっとした耐水性も持たせられます(なにしろ、もともとがパステルや木炭などで紙に書いた絵を保護するためのものなので紙との相性が良い)。
もちろん、紙を水に落としたり水滴が落ちたりしたらダメですが、木工用ボンドが少しはみでたぐらいなら、ピンセットの先でぬぐってしまえばバレないぐらいには水をはじきます(定着液なしでこれをやると、はみ出た部分が色落ちしてすごく悲しい思いをします)。
うちではホルベイン工業の480ミリ缶を使っていますが、これを使っている理由は近所のホームセンターで取り扱っているもののうちで値段が手ごろだというだけで、当初2~3種類を試したのですがあまり差は感じませんでした。ただし、プリンタのインクとの相性があるかもしれないので、最初は小さい缶でのお試しをオススメします。

そんなわけで、どうも製作中に紙を汚してしまう、印刷が色落ちしてしまう、とお悩みの方はフィキサチーフを一度試してみてはいかがでしょうか。
最後に余計な注意を。アルコール溶剤のエアロゾルは強燃性なのでくわえタバコで噴霧すると爆発するかも。しないかも。
それと、サッとかけるだけで十分なのであまりしつこく吹き付けていると、印刷がにじんでしまうこともあるのでほどほどに。
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テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

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No title

のとっちょさん今晩は。

いつも話題が深いですね。 紙に着く

木工ボンドの残りで紙が汚くなったり

あと光沢紙にインクジェットで印刷した時、イン

クが取れてしまうなどの悩みが、この定着液

があれば解決しそうですね。今度休みにホー 

ムセンター行って来ます。

Re: No title

紙の汚れと色落ちは気になりますよね。
自分の場合はフィキサチーフを吹く事でかなり改善されましたのですが、光沢紙には使った経験がなく相性や効果のほどはわかりません。少しでもドッペルゲンガー さんの制作の助けとなれば幸いです。
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