1929年の空中給油・1

さて、いよいよクエスチョン・マーク号について書こうと思ったけど、その前に空中給油について予備知識を仕入れてきたらそれだけで1日終わっちゃったよ。

世界で初めて空中給油が行われたのは意外と早くて、1923年の6月27日。アメリカ陸軍航空隊のVirgil Hine中尉とFrank W. Seifert中尉の乗ったデ=ハビラントDH-4Bが同型機改造のタンカー機から給油を受けることに成功!
こちらは、その歴史的瞬間を捉えた写真。

Refueling,_1923
(アメリカ陸軍撮影・パブリックドメイン)

高解像度版はこちらのWikimediaからどうぞー。
彼らは8月27日にはタンカー機を2機に増やし、9回の空中給油を繰り返しながら当時の世界記録となる空中滞在37時間を達成。
ところが1928年、ベルギーのチームが60時間(使用機はデ=ハビラントDB9)の連続飛行に成功し、記録を更新。こうなると、元祖空中給油のアメリカとしてはおもしろくない。
1929年、アメリカ陸軍は滞空時間記録を取り戻すためにフォッカーC-2を改造、貨物室に燃料タンクを増設し、空中で燃料ホースを受け取るためにその上の天井を切除するなどの改造を施した「クエスチョン・マーク号」を準備、記録に挑むこととなる。
って、ところで今日はちょいと出かけてきますんで、ここまでで。

ちなみに、現在の滞空時間記録はどれだけなんだろう、って調べたら、1994年から95にかけて、ミール宇宙ステーションに437日間滞在したロシアの宇宙飛行士、ヴァレリー・V・ポリャコフっていうトンチの利いた答えを別とすると(ちなみにポリャコフ氏の本職は医師で、「宇宙空間の長期滞在が人間に致命的な悪影響を及ぼすことはない」という持論を証明するために自らが実験台となった)、1958年12月から1959年2月にかけてセスナ172で達成した64日間22時間、すなわち1558時間! ヒャッフー! 2ヶ月飛び続けるって、どんな気持ちなんだろう? なお、この時のチャレンジはモハーベ砂漠で行われ、補給はセスナと並走して突っ走るトラックからホースや物資を引き上げる形で行った、とのこと。それはそれで破天荒だ。
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