MalyModelarz ポーランド軍試作軽戦車 PZInz140(4TP)

たまには手持ちのキットも紹介するよヒャッフー!
と、いうわけで今日はMalyModelarzのポーランド軍試作軽戦車 PZInz140(4TP)を引っ張り出してきたです。

4TP_1.jpg

うーん、相変わらずポーランドのカードモデルの表紙は豪快だなぁ。履帯がペランペランの紙みたいなのは、完成品を見ながら表紙を書いたから? でも、キットにだって履帯にセンターガイドぐらいはあるぞ。なんだか車体前の方は地面に埋まっちゃってるし。
表紙左下にさも「こんなすごいキットです!」みたいな調子の赤い破れフキダシがありますが、中に書いてあるのは「25分の1スケールのカードモデル」というだけだ。そんなに強調することでもないと思いますがどうなんでしょう。

「PZInz」というのは、「PZ」というところがなにやら「装甲」を連想させますが、戦前ポーランドの陸軍車輌の生産を一手に引き受けていた国営工廠の略称。だから、ポーランドの車輌は牽引車やスタッフカーなんかも全部「PZInz○○○」みたいな形式番号がついていて、それを聞いただけではどんな車輌なのかさっぱり。
一方、「4TP」というのは、「7TP」と同じく戦車としての名称。たぶん、ドイツ軍の「VK○○○○」みたいに、プロジェクト名がそのまま名前になっているんだと思います。「T」はトンの略で、4TPの場合は4トン、7TPの場合には7トンの計画値。だから、ポーランド軍の超兵器が大活躍する架空戦記を書く場合には「100トン重戦車 100TP」みたいな名前にすると物語の説得力が増しますね。
んで、「P」の方は、てっきり装甲を意味するポーランド語「パンセルツ」の頭文字かと思っていたら、単に「ポーランド」の頭文字だって。ええ~っ! じゃあ、「7TP」って、「7トンポーランド式」ぐらいの意味だったの!? じゃあ、「ポーランド軍7TP戦車」って書いたら「ポーランド軍7トンポーランド式戦車」ってことか。なんだかモンティ・パイソンのスパム・コントみたいだ。良く考えたらPが戦車でも「ポーランド軍7トン戦車戦車」で意味不明か。
ちなみにポーランド語で戦車を意味するのは「Czolg」(エルは斜線の入った「エウ」)。でも戦車兵はなぜか「パンセルツ」の変形で「パンセルニアック」。変なのー

ああ、車輌の説明が全然だった。
とは言っても、4TPは1輌だけ作られた試作車輌なので情報はほとんどありません。20ミリ機関砲を積んだ2人乗りの偵察用戦車で、1936年に試作されましたが採用されずに終わりました。大抵の資料には「車体を利用して、水陸両用戦車「PZInz130」が開発された」と書いてありますが、なんで番号が巻き戻るのかは謎。

4TP_2.jpg4TP_3.jpg

キットの中身の方は、マリモデが21世紀型のカードモデルへと脱皮する過渡期的な内容。線はデジタルなのですが、いかんせん印刷の質が悪く、わずかながらも全体的にムラがある上に、微妙な版ズレを起こしているようでシャープさに欠けます。あと、黒がちゃんと黒インクで印刷されていないようで、場所によって緑っぽかったり、赤っぽかったりするのも残念。
とは言え、これ以前の手書き展開図に比べればずっとクオリティは高く、「完成しそう」というレベルには達しているので、きっちりと作り上げればなかなかいい雰囲気になりそう。
ちなみにデザイナーの pawel mistewicz氏は、この後マリモデで一式中戦車をデザインする方。
ページ数も4ページと少ないので、一式中戦車が終わったら息抜きに組んでみたいキットです。
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