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ツールで展開図を作る・3

さて、前回はツールさまの力で立体を展開してもらったので、ここからは、またわしが苦労するですよ。
まず、出力された展開図には大きさの情報はないので、これをこんなこともあろうかと思って、先に手計算で作ってあった側面パーツの展開図に回転、拡大・縮小して重ねて大きさをそろえます。

20100921_01.jpg

おお、重なった重なった。わしの手計算も捨てたもんじゃないぞ。
今回は事前に側面パーツが作ってありましたが、こういった、大きさ合わせの基準となるパーツがない場合には目当ての立体の隣に縦横1センチの大きさになる四角形ポリゴンを作って大きさの基準にする、という手もあります。

20100921_02.jpg

わしの展開図は折れ線はパーツの外に書くチェコ方式なので、折れ線を延長して中を消して、それからノリシロはスケールに合ってないから消して(最初から「ノリシロなし」の設定で展開図を出力することもできます)、それから上面の紙の厚みだけ側面の上辺を削って……とごちゃごちゃやって、

20100921_03.jpg

補強とガイド用に内側のパーツを増やしたりして、色をのせて(試作なんだから無地でもいいのか)、側面を反転コピーして試作版展開図のできあがりー。
上辺の斜め部分は、実はすごーくゆるやかな曲線で、この曲線の形状を計算で出せなかったのでツールで展開したんですが、いざ展開図にしてみたらゆるやかすぎて線の太さの中に埋もれてしまいました。とほほ。
ま、ツールの使い方の説明になったし、いいか。
展開図ができたら、ドキドキワクワクの試作ですよ。

20100921_04.jpg

うっかりミスで失敗すると面倒なので、余分に出してみました。これを切って、貼り合わせてみると?

20100921_05.jpg

うん、まぁ、そこそこかな。とりあえず、思ったとおりの形にはなりました。
でも、作ってる最中に上辺の細いところが側面の紙のテンションでねじれてヨレヨレになってしまったりしたので、もう少しガイドの形状などを考える必要はありそう。
とまぁ、複雑すぎて手に負えない立体はこんな感じで展開図に開いている、という報告を兼ねてのツール説明でした。
「自作展開図、おもしろそう!」と思った方は、こんなツールも有るのよ、と覚えておくと行き詰った時に助けになると思います。もちろん、ツールなしの計算と試作だけでどんな複雑な形状も出してしまうデザイナーさんもいます。と、いうか、昔の展開図って(当たり前ですけど)全部ツールなしだったわけで、改めて先達の偉大さに感心するのでありました。


*お知らせ

先日、相互リンクしていただいたピロリンの紙工作日記で製作されていた拙作BT-5が、早くも完成しました! わ~っ! どんどんどんどん(太鼓)。
うーん、さすがピロリンさん、タッチアップもしっかりとされたカッチリとした組み上がり。
ありがとうございました!

さて、前菜のBT-5をペロリと平らげたピロリンさん、次はメインディッシュのHalinski社製、戦艦「扶桑」に挑まれるとのこと。
これも目が離せない連載となりそうです!
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テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

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