GPM ドイツ軍装甲兵員輸送車Sd.kfz251 A型 40式投射器付き。

カードモデラーにとって、暑さと湿気で作業がしづらく、また新製品がないためにブログの更新も大変な8月がついに終わった。今回は、夏休みが明けて真っ先に新製品をリリースし、秋に向けて好調な後半戦を開始したポーランドGPM社からの新製品、ドイツ軍装甲兵員輸送車Sd.kfz251 A型 40式投射器付きを紹介しよう。

5880_1.jpg

実を言うと、夏休み中にリリースされたOrelのキットとか、まだ紹介してないのがいくつか残っているのだが、今回はとりあえず夏休み明けたよ! ビバ! というリアルタイム感を優先してみた。
「40式投射器」というのは、表紙写真の作例でもおわかりの通り、ロケット弾の投射器である。表紙に書いてある「WurfRahmen40」というのがドイツ語での名称だが、読みが「ヴェルフラーメン」と、なんだか「頑固なドイツ人オヤジが仕切る行列のできるラーメン屋」みたいなのが玉に瑕だ。
変な名前の40式投射器だが、その威力は凄まじく、発射時の爆音とあわせ「歩くスツーカ(急降下爆撃機)」と呼ばれたことは、模型趣味の読者なら周知の事実だろう。昔のタミヤニュースに「ちょっとだけヨの改造」として(いや、「これだけは作ろう」のコーナーだっけな?)、タミヤのSd.kfz251/1(たしかD型にわざわざ改造する)に自作した40式投射器を取り付けよう! という記事があったが、無理なこと言わないでください。しかも、タミヤはその後に自分で40式投射器付きSd.kfz251/1を出しちゃうし。

5880_2.jpg

そのタミヤのキットの影響もあり、40式投射器つきSd.kfz251と言えば、後部が単純な形状のオーバーハングとなったD型を想像するが、今回のGPMのキットはA型がベースとなる。これは、以前にGPMが北アフリカ戦線仕様のSd.kfz251C型を出していたからだろう。なお、C型とA型は形状はほぼ一緒だが、C型が溶接工法で組み立てられているのに対し、A型はリベット結合での組み立てとなっている点が大きな違いである。その点が再現されているかは、写真が小さくてワカンネ。

5880_3.jpg

ロケット弾は射程は短いが、いわば「砲弾が自分で飛んでいってくれる」ようなものなので、発射装置の構造が容易となる利点があった。基本的には木の板と鉄パイプの組み合わせであるその発射装置を、GPMはこのように紙で再現した。車体テクスチャの剥げかかった冬季迷彩にも要注目だ。

GPM社のドイツ軍装甲兵員輸送車Sd.kfz251 A型 40式投射器付きはスケールは陸戦基準スケールの25分の1、定価は40ポーランドズロチ(約1300円)となっている。今回のキットはオープントップであるのに加えて投射器のパイプの工作などもあるのだから、なかなか手ごたえがありそうだ。
また、今回は80ポーランドズロチ(約2600円)でレーザーカット済みの厚紙とのセット販売も準備されている。

5885_3.jpg

三号戦車J型三号突撃砲F型と連続して過去の作品(三号戦車G型、三号突撃砲B型)を「冬の東部戦線」を舞台にリメイクしたGPMが、三度「冬」をテーマにリメイクしたSd.kfz251。果たして他にもリメイクキットはリリースされるのか、そして間近に迫った「キット番号300」に何を持ってくるのか、この先もGPMからは目を離すことはできなさそうだ。


画像はGPM社サイトからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
スポンサーサイト

テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

展開図公開中
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
プロフィール

のとっちょ

Author:のとっちょ
カードモデル初心者が苦闘するさまをご覧あれ。

検索フォーム
リンク(順不同、敬称略)
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード