GPM オーストリア・ハンガリー海軍戦艦「TEGETTHOFF」・後編

さて、前回は勢いでフィリブス・ウニティス級戦艦の話をしていたら、それだけで終わってしまったのでいよいよ本日はポーランドGPM社からリリースされた、オーストリア・ハンガリー海軍戦艦「TEGETTHOFF」のキットの紹介へ移ろう。でも完成写真がないので、あまり説明することがないのじゃよ。

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GPMは、以前にオーストリア・ハンガリー海軍戦艦「SZENT ISTVAN」をリリースした時はレーザーカットされた厚紙、金属製砲身、フォトエッチングパーツなどの全てが同梱された「コンプリートキット」のみの発売であったが、それが390ポーランドズロチ(約1万3千円)という空前の価格設定だったので、たぶん売れなかったんだろうなー、今回は他のキットと同様、通常の展開図のみで購入することができる。
もちろん、必要なら同時に発売となるレーザーカット済みの心材用厚紙90ズロチ(約3000円)、専用エッチングパーツ95ズロチ(約3150円)、305ミリ主砲、150ミリ副砲、70ミリ砲の金属製砲身セット50ズロチ(約1600円)も合わせて購入することで一層のディティールアップを図るのもいいだろう。ちなみに本体が120ズロチ(約4000円)だから、厚紙とエッチングと砲身を全部買うと、トータルで355ポーランドズロチ(約1万2千円)だ。ぎゃはー。
「SZENT ISTVAN」の時よりも少し安くなっている理由は、たぶん「SZENT ISTVAN」の時はエッチングの手摺パーツがさらに含まれていたのと、「SZENT ISTVAN」が200分の1であったのに対し、今回の「TEGETTHOFF」のスケールが250分の1とやや小スケールになっている事が影響しているのだろう。
スケールが「250分の1」という艦船としては「半端スケール」である理由は、きっと「TEGETTHOFF」を200分の1でリリースすると、「SZENT ISTVAN」をいよいよ誰も買わないからだろうな。他の艦艇とスケールを合わせたい人は200分の1「SZENT ISTVAN」コンプリートキットを買ってくれ、というわけだ。う~ん、いけず~

と、思ったら、以前にJSCが250分の1で「フィリブス・ウニティス」をリリースしたことがあるのか。
そっちと並べられる250分の1でのリリースとは、GPMのなんとも心憎い計らいを感じさせるではないか。

TEGETTHOFF_400_3.jpg

なお、船体はどうやら緑塗装と灰色塗装の2種から選べるようだが、それってほとんど2隻分のテクスチャが入ってるってことじゃない? なんだか、完成後にパーツが盛大に余りそうだ。あと、緑と灰色、どっちが平時でどっちが戦時なんだろう? ちょっとわかりませんでした。

さて、今回GPMは250分の1だけではなく、同時に400分の1という「JSCスケール」でも「TEGETTHOFF」を同時にリリースする。

TEGETTHOFF_400_1.jpg

400分の1版も、250分の1版と同様に船体色が2色から選べるだけではなく、キット名こそ「TEGETTHOFF」となっているが、同型艦である「Viribus Unitis」、「TEGETTHOFF」、「Prinz Eugen」の3隻から任意の1隻に組むことができるというコンパチキットとなっているようだ。これは、オーストリア・ハンガリー海軍ファンなら少なくとも3冊、できればそれぞれ2色づつ組むために6冊は購入したいところである。
400分の1版「TEGETTHOFF」は本体価格が80ズロチ(約2600円)、レーザーカット済みの心材用厚紙40ズロチ(約1300円)、専用エッチングパーツ60ズロチ(約2000円)、金属製砲身セット40ズロチ(約1300円)となっている。全部揃えると、えーと、220ズロチ(約7300円)か。400分の1でもオプション全部揃えると、なかなか侮れませんな。

今回のリリースにより、フィリブス・ウニティス級戦艦が200分の1、250分の1、400分の1、という3スケールで揃った。自分の好みのスケールでフィリブス・ウニティス級戦艦を机の上に再現できるこの機会を、オーストリア・ハンガリー海軍ファンは見逃すべきではないだろう。

写真はGPM社サイトからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
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