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BETEXA TELC城砦

本日は中途半端な時間で出かける予定などないので、先日の予告どおりにチェコメーカーの新製品について取り上げたい。
今回紹介するのは、チェコのメーカー、BETEXA社のTELC城砦だ。

zamek-telc-217-a.jpg

でも、よく考えたら、単に「GPMのショップで最近ラインナップに載った」と、いうだけで新製品じゃないかも知れないが、細かい事を気にしていると話が進まないので気が付かなかったことにしよう。
BETEXA社は、どうやら1990年代中盤から車、建築物を中心にキットをリリースしているようだが、会社沿革がサイトに書かれていないのでよくわからんちん。

以前に少しだけ書いたが、チェコも比較的ペーパークラフト/カードモデルは盛んな国なのだが、リリースされるキットはほとんどが建造物と車に限られているのが大きな違いである。これは、古い建造物が多く、自動車メーカーのスコダ社とタトラ社を持つチェコらしい点だとも言えるだろう。また、チェコのキットはほとんどマルチマテリアルを用いず、芯材も使わないという点でポーランド型の「カードモデル」よりも日本で御馴染みの「ペーパークラフト」に近い。
近年、ミリタリー系のキットも少しづつリリースされるようになったが、チェコのミリタリーキットは主流スケールがポーランドとは異なり、戦車、航空機とも35分の1スケールでデザインされていることが多いので注意されたい。
Best Paper Models」というサイトで、チェコ式デザインのミリタリー系キットのデジタルデータを販売しているが、どうやらここのデザイナーはBETEXAのミリタリー系キットのデザイナーと同じ人物のようだ。

zamek-telc-217-d.jpg

さて、キットの説明だが、「TELC(チェコ語での表記は「Telč」)」(テルチ)はチェコ南部にある街で、その古い町並みは1992年にユネスコ世界遺産に登録されている。今回のキットは、その中心部にあるテルチ城砦を再現したものだ。ちなみにGoogleの航空写真では


大きな地図で見る

こんな風に見える。是非とも今回のBETEXAのキットでは城のレイアウトが正確に再現されていることを確認されたい。

zamek-telc-217-g.jpg

作例では木が鉄道模型などに使うリアルなものとなっており、芝生部分にも青ノリみたいな草が植えられているが、これはあくまでもディティールアップであり、キットには含まれていないと考えるべきだろう。
また、どうやら展開図のラインはデジタルで引かれているが、テクスチャそのものは水彩画風の手書きのものらしい。

チェコらしい古都の城を再現したBETEXAのTELC城砦、スケールは200分の1だが完成サイズは長い辺が90センチというビッグサイズになる。定価は299チェココルナ(約1400円)となっているが、チェコはVATという20%の付加価値税が価格に含まれており、海外への販売の場合にはVATがかからないはずなのだが、免税店で買うならまだしも、普通に個人で取り寄せる場合にはどういう手続きになるんだかよくわからんです。
あと、紙のサイズがA4よりちょっと長いという変な形っぽい。

まだまだ日本でなじみが薄いポーランド製キットに輪をかけて手に入りにくいチェコ製キット。しかし、昨今のカードモデル/ペーパークラフトの盛り上がりの中で、チェコ製キットがどのような発展をとげ、どのような役割を果たすのか、まだまだ目は離せないだろう。

写真はBETEXA社サイトからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。

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