三式中戦車のツルハシ

えーと、まずはこちらの写真から。

三式_1

写真はwikimediaからの引用ですが、この写真について先日「どう見ても砲塔のお尻と車体側面のツルハシが干渉しているような気がするんですが、どうなんでしょう?」と書いたところ、当ブログとリンクしていただいている「【週刊】戦艦ポチョムキンを作る【紙模型】」管理人の「角材のヒト」様から、「ツルハシの前側を固定する固定具(ホルダー)がバールの上辺りにあるので、ちゃんと固定すれば砲塔に当たらないと思いますよ。 この直前に兵士が整地用に車載のツルハシを使った後、適当に戻したんじゃないでしょうか?」というツッコミがありました。
はっはっは、いつもいい加減な事を書いている当ブログだが、今回ばかりはわしの方が一枚上手のようじゃ。
実は、同じ形にツルハシを積んでいる別の写真があるのじゃよ。複数の車輌がこの積み方をしているということは、この積み方が一般的だった、と言えるのではないかね? ん? ん? と不遜な態度で証拠写真Bをドーン!

三式_2

(写真はwikimediaからの引用)
見よ! 全く同じ位置にツルハシが! ……ん? 全く同じ位置過ぎないか??
砲塔後ろの、マーキングを消したような跡が全く一緒だし、後部デッキ左側の点検ハッチがちょっとだけ開いていたり、そもそも各車バラバラの迷彩パターンが同一だし、どう見てもこの2枚の写真は同じ車輌を撮影したものです。本当にありがとうございました。 orz

と、いうわけで「角材のヒト」様の言うとおり、このツルハシは使用した後に適当に置いたために砲塔と干渉しているだけでした。いや~ん、もう、わしのバカバカ!
写真のコントラストが違うから間違えたんだよー

あと、ついでに三式中戦車の写真(主にファインモールドの模型完成品)をいろいろ見たところ、どうもこのツルハシ、ツノの長さが左右で違うみたいですね。確かにそう言われると、写真でも上の方が下より短く見えます。つまりこのツルハシ、上下逆さまにしまおうとしたら下がフェンダーにつっかかって、ちゃんと入らなかったんですね。逆さまにすれば、もっと斜めになって上端がギリギリ砲塔バスルの下をくぐるのでしょう。

と、いうわけで「角材のヒト」様、御指摘ありがとうございました。これで「三式中戦車ってツルハシが邪魔で砲塔が回らないんだぜ」なんていうガセネタを得意顔で吹聴しないですみました。

最後に、もう一つどうでもいいんですが気になったことを。
この三式中戦車は1945年の10月、福岡で進駐してきた米軍に供出するために整列している場面とされていますが、2枚目の写真で、

三式_3

戦車の前にいるこの4人、右2人は日本人、左2人が米兵に見えます。写真が粗いので気のせいかもしれませんが、4人は笑顔で談笑しているように見えます。戦争が終わって2ヶ月、かつての敵同士が何を話しているのか、ちょっと気になるところです。
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