ボンドの話2

前回までのあらすじ:木工用ボンドは手軽で便利だった。しかし、そこへ思わぬ難問が……

木工用ボンドは便利なんですけど、使っているとある欠点に気づきます。
それは、便利さの原因でもある「水性」という事なんですね。
忘れがち(忘れがちなのはわしだけか)ですが、紙って本来水とは相性悪いです。湿気をとても吸います。夢中になって紙工作をやってると、指先の水分がなくなってガサガサになるぐらい。
そこへ水性の木工用ボンドを使うとどうなるか、と言いますと乾燥している時期は塗った途端に水分を紙に吸い取られてアッという間に乾いてしまうことがあります。まぁ、もう一度塗ればさっき塗ったボンドが表面をコートしているので今度は普通に塗れてハッピー、これは大した問題ではない。
大問題なのは、これからの湿度が高くなる季節。ただでさえ手と空気の湿気を吸って腰が弱くなっているところに、広い面積を貼ろうとたっぷりボンドをつけるとふにゃふにゃになってとても悲しいです。そのまま貼ると、大抵は歪んでしまいます。
また、大面積の紙にたっぷりボンドを塗って張ろうとすると表面がふやけて全体が反り返ってしまうこともよくあります。これも、無理して貼ると乾燥して反対側に反ったり全体が歪んだりして大抵は仕上がりがガッカリ感満点になります。

そこで! 紙に染み込まない接着剤として、「Gクリヤー」の登場です!
有名メーカー品としてはこれまたセメダイン社のものと、コニシ株式会社のものがあります。わしはコニシ社のものを使っていますが、これは単に近所のホームセンターで扱ってるのがこっちだから、というだけで使い比べた事はありません。ちなみに「速乾タイプ」とパッケージに書いてありますが、「Gクリヤーの通常タイプ」というのはありません(たぶん)。
2枚の紙を張り合わせる場合なんかはGクリヤーを塗って重しを載せ、一晩硬化させるとかなり硬くなりますので装甲板みたいにキッチリした形をつくる時にもオススメ。
欠点は、粘性が強いのできれいな仕上がりを得るのには少し慣れが必要です。エナメル溶剤やライターオイルで薄めて粘性を下げる方法もありますが、使うたびにそれをするのは、ちと面倒。作り置きしておこうと、チューブから搾り出したGクリヤーを薄めて塗料ビンに入れておいたら一週間ぐらいでガチガチに固まってしまいました。とほほ。
「Gクリヤーはすぐに乾いて扱いにくい」という意見もあるかと思いますが、Gクリヤーは触ってもペタペタするくな? しないかな? というぐらいまで乾燥しても圧力をかけると、けっこうくっつきます。可能なら両面に塗って圧力をかけるとさらに接着力アップ。逆に言うと、圧力をかけないと全然くっつかないので、圧力をかけられない細かい部品を接着するのには向いていません。

そんなわけで、細かいところは木工用ボンド、広い面積はGクリヤー、この2種類の使い分けでだいたいの問題なく接着できると思います。
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テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

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No title

のとっちょさん こんにちは。

マイミクシイ承認ありがとうございました。

さて、いつもなんとなく使ってる木工用ボンド

ですが、こんなに奥が深いとは知りませんでし

たGクリアーも、一度使ってみたいと思います。

よろしくお願いします。

御訪問ありがとうございます。
大した内容はまだございませんが、少しでもお役に立てる情報があれば幸いです。
Gクリヤーは少しクセのある使用感で、自分も最初は「なんでみんなこれを薦めるのかわからない」という感じでしたが、慣れてくると本当に便利ですよ。是非お試しください!
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