Orlik 回収車輌VT-34

MODELIK、春の新作ラッシュの紹介がまだ終わっていないのだが、今回は続々と登場する新製品に押されて紹介を忘れてしまいそうなキットを今のうちに紹介しておこう。
昨年9月、回収車輌JT-34をリリースしてあまりのマイナーアイテムのチョイスっぷりに全日本が泣いたポーランドOrlik社から2010年第1作がリリースされた。

vt34.jpg

ぎゃはー

戦車改修車です。T-34ベースです。今回は完成品写真がありませんでした。
他に何書けっていうんだ!

ちなみにOrlik社からは以前に紹介したソビエト軍装甲兵員輸送車BTR152-W1と本作との間にイギリス空軍塗装のメッサーシュミットBf109-Gという、なんだかよくわからない商品がリリースされているが、そっちは完成写真もないし、本当に何書いていいのかわからなかったので見なかったフリを今も続けている。

一応、わかる範囲で書いておくと、VT-34はチェコスロバキア陸軍がT-34を改造して作った戦車回収車である。説明終わっちゃった。
後付の大型装甲キャビンが特徴的なVT-34は、現存車輌が多いらしく(あるいは現役なのか?)、例えばこちらのサイトで非常に状態のいい写真を高画質で見ることができる他に、Youtubeで「VT-34」と検索をすると、実際に走っている動画をいくつか見ることができる。車内には大型ウィンチが入っており、ドイツ軍のパンター戦車改造の回収車輌ベルゲパンターとレイアウトが似ているそうだ。へー
また、ポーランドではVT-34をもとに、ほぼ同型のCW-34を製作している。T-34のライセンス生産を行っていたのは、ポーランドとチェコスロバキアだけなので、揃って同じ工兵車輌に改造していたというのもなかなかおもしろい(中国もライセンス生産を一時期していた、とする資料もあるが情報があまりに少なく、ちょっと怪しい気もする)。
っていうか、だったらポーランドのメーカーなんだからCW-34をリリースすれば良かったんじゃないんだろうか。

ちなみに本作のデザイナーは、JT-34と同じJerzy Janukowicz氏だが、氏の他の業績を調べようと名前で検索をかけたところ、日本語ではトップに当ブログが出てきました。ぎゃふん。
全然気づいていなかったが、本作はMODELIK社のソビエト陸軍装甲車 BA-27と同じデザイナーだった。ポーランドの出版社から出る内部再現のキットは大抵Jerzy Janukowicz氏か、Marian Sobel氏のデザインである。考えてみると、Jerzy Janukowicz氏ってめちゃくちゃ多作だなぁ。
ちなみにMODELIKの架橋戦車IT-28は別のデザイナー。みんな工兵車輌大好きねー。

そんなわけでダラダラっと紹介した回収車輌VT-34、スケールはもちろん25分の1、定価は55ポーランドズロチ(約1800円)となっている。この定価はJT-34と同じなので、同じデザイナー、同じ定価のJT-34の内容を考えれば本作VT-34も、内部再現バリバリのキットであると思われる。違ったらごめん。
JT-34では戦車回収欲を満たしきれないという回収車輌ファンは、この機会にVT-34も作り比べてみるのもおもしろいだろう。

画像はOrlik社サイトからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
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