空から見た戦艦「榛名」

どーもすみませんね、今日もこの後事務所で打ち合わせなのでサラッと行かせてもらいます(わしのスケジュールなんかわざわざ書かなくっても、みんな興味ないって)。

本日も、国土地理院の国土変遷アーカイブから。
前回の装甲巡洋艦「出雲」に続き、今回は金剛級戦艦「榛名」の最後の姿です。

榛名

写真番号はUSA-M307-48、米軍が1947年5月19日に高度914メートルから撮影しました。
榛名は1915年に完成した艦で、厳密には戦艦ではなく巡洋戦艦(当初の計画では装甲巡洋艦)なので艦名が「大和」「武蔵」みたいな旧国名ではなく、「榛名」と山の名前がついております。
太平洋戦争で金剛級は、もともと巡洋戦艦であったために「空母に随伴できる高速戦艦」として重宝され、榛名もミッドウェー海戦に参加、沈没する空母「飛竜」乗員の救出を行っています。
榛名のキャリアで最も華々しいものが、ガダルカナル島への「殴りこみ」で、この時は艦砲射撃で米軍の飛行場を一時使用不能としました。
しかし、その後はマリアナ沖、レイテ沖と参加したもののすでに航空機優勢の時代に活躍の場はなく、燃料の枯渇から江田島沖に防空砲台として繋留され、度重なる空襲を受け1945年7月、着底しました(7月28日の空襲を受けている榛名の写真はこちら、Wikipediaより。また、大破着底した榛名を地上から撮影した写真はこちら。同じくWikipediaより。着底している写真では、艦橋などの構造物にポヤポヤと草が生えているように見えますが、これはラピュタのロボット兵状態なわけではなく、空襲避けの偽装ネットらしいのですが空襲中の写真を見てもわかる通り、ほとんど効果はなかったとか)。
その後、45年11月20日除籍、46年5月2日解体作業着手、同年7月4日解体完了。…って、たいていの資料に書いてあるんですが、この通り47年5月になっても船体は残っています(上部建造物は撤去されているようですが、4番砲塔はまだ残っているように見えます)。うーん、これはどういうことなんだろう。5月に解体着手して2ヶ月で解体完了ってのも、ちょっと早すぎる気がするので解体完了は46年7月ではなくて47年7月? それでもあと2ヶ月でこの船体がきれいさっぱりなくなるとは思えないなぁ。あるいは「作業準備完了」みたいな意味の記述が間違って伝わっているのカモ。それとも「解体完了」っていうのは「上部建造物撤去完了」みたいな別の意味なのかしらん。

そんなわけで今日もカードモデル関係なかったですけど、もう1隻見つけてるんでそのうちまたやると思います。正確にはそれ以外に戦艦「日向」もみつけたんですが、そっちは撮影高度が高すぎて爪楊枝の切れ端が浮いてるみたいだったんでパス。それではまたー
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