空から見た装甲巡洋艦「出雲」

今日はちょいと趣向を変えて、カードモデルとあんまり関係ない話を。
「国土地理院」という機関がありまして、ここで出版している地形図(地図)のお世話となった方も多いでしょう。5万分の1と2万5千分の1を大きな書店などで売ってますな。
で、この国土地理院がインターネットで国土変遷アーカイブというのを運営しております。これは、地図製作のために撮影された空中写真を閲覧できてしまうという、地形図好きのわしにはたまらないサービスなのです。(ちなみに国土交通省のサイトにも空中写真の閲覧サービスがあります)
しかも、「国土変遷」というだけあって、1946年から現在までの空中写真(戦後すぐのものは米軍の撮影)を見ることができてしまうという贅沢さ! ヒャッホーイ!
で、それを使って終戦直後の日本の写真をだらだらと眺めていたところ、海軍兵学校のあった瀬戸内海の江田島近辺で変わったものを発見。

出雲

写真番号「USA-M310-10」。1947年5月19日、米軍が高度914メートルから撮影した、横転した装甲巡洋艦「出雲」です。
出雲は日露戦争前に調達された(イギリスで建造)装甲巡洋艦で、日露戦争ではウラジオストック艦隊を追撃した蔚山沖海戦、そして日本海海戦に参加。太平洋戦争時にはさすがに旧式化していたために練習艦となっていましたが1945年7月24日に米艦載機の空襲により至近弾をうけ転覆しました。
あまり解像度が高くないのが残念ですが、完全に横倒しになっているために写真左下方向の衝角がはっきり見えています。どうも艦上建造物はすでに撤去されているようです。出雲と並ぶようにしてもう一隻、小艦艇が沈んでいるようですがこちらは詳細不明。
なお、もちろん写真には「これが出雲です」でとは書いてないんですが、おもに「呉戦災を記録する会」で公開されている「終戦時の軍艦の配置」の図と地上から撮影された横転状態の出雲の写真から判断しました。おそらく、間違ってはいないと思います。

江田島付近は米軍も興味があったのか、他の場所よりもかなり低空で写真を撮っているためにこの出雲の他にも何隻か撤去されていない艦艇を見つけることができます。カードモデルの進展がしばらく怪しそうなので、見つけられた分をメモ代わりにアップして間をつないでおこう、という次第。それではまたー。
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