MODELIK ソビエト陸軍重戦車KW-1、KW-2

今日も写真で見せられるような進展がなかったんでレビューやりまーす。
レヴューといえば、わしが若いころはカフェーで見るショーの事じゃったのう。いや、ウソです。さすがに明治・大正には生まれてないです。それにしても美しい響きだなぁ、カフェーでレヴュー。

そんなウソ思い出話はさておき、2009年は19タイトルをリリース、着実にその存在感を増しつつあるポーランドMODELIK社から、2010年春の新作群のリリース情報が届いた。8作という大量同時リリースがされた中から、今回はソビエト陸軍重戦車KW-1とKW-2を紹介しよう。

KW-1 okladkaKW-2 okladka

KW戦車といえば、独ソ戦開始と共に「手に負えない」重装甲で文字通りドイツ軍戦車の前に立ちはだかった、独ソ戦を語る上で忘れる事のできない重戦車だが、意外にもカードモデルのキットは少ない。最近ではポーランドAnswer社から数種類がリリースされているが、ごめん、Answerのページって商品情報がどこにあるかよくわからないや。
それと1980年ごろにMALY MODELARZから出ていたらしいが、そんなものは入手不可能なので無視だ。
それら以外には、時々「MODEL CARD」というメーカーから時期不詳でリリースされていたのが時々ショップに並ぶのを買うしかなかったのだが、この「MODEL CARD」というブランドは現在は存在しない。実は、この「MODEL CARD」こそが現在の「MODELIK」の、1991年から1997年までの間のブランド名なのである(それ以前に「CARD PLAST」ってブランドだった時期もあるみたいよ)。
そして、今回リリースされたKW-1、KW-2も「CARD MODEL」時代に手書き展開図でリリースされていたキットのデジタルリマスター版となる。

KW-1 Ark.2KW-2 Ark.3

MODELIKのデジタルリマスターキットは、このように線はシャープとなっているが、内容は以前のものとほとんど変わっていない。従って、内容は現在のものに比べかなりシンプルとなっており、内部再現も全くない。
気になるのは手書き展開図独特の「合いの悪さ」が修正されているか、という点だが以前にデジタルリマスター版としてリリースされた「4号戦車G型」は部品の合いの悪さは手書き時代そのままに、単に線がきれいになっただけであったそうだ。
このKWも同様に線を引きなおしただけか、それとも修正がされているのかはわからないが、初心者のモデラーは購入する際に「線はきれいなのに、合いは極端に悪いかも知れない」ということは覚悟しておくべきだろう。

MODELIK社のデジタルリマスター版ソビエト陸軍重戦車KW-1、KW-2は両方ともスケールは25分の1、定価も両方27ポーランドズロチ(約900円)となっている。これを「あまり見かけないKW戦車を手に入れるなら安い」と見るか、「内部再現のない、古いデザインのキットにしては高い」と感じるかは、正直微妙だと言わざるを得ない。だが、東欧製のプラモデルを3千円ぐらいで買って、全然パーツが合わなくて四苦八苦するのに比べれば、はるかにお買い得な事は確実である。

あと、ずーっと紹介するの忘れてたんだけど、MODELIKからはキットがリリースされるとそれに合わせレーザーカット済み厚紙パーツセットも発売となる。今回のKW-1、KW-2もそれぞれ18ズロチ(約600円)で厚紙パーツセットが発売となるので、厚紙のカットが苦手なモデラーは合わせて購入すると良いだろう。ただし、これには彫刻済み履帯は含まれないようなので、その点には注意されたい。

画像はMODELIK社サイトからの引用。

*定価はあくまでも現地で購入する場合の値段です。日本国内で購入する場合には輸送費などを考慮し、2倍~3倍程度になるとお考えください。
スポンサーサイト

テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

展開図公開中
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
プロフィール

のとっちょ

Author:のとっちょ
カードモデル初心者が苦闘するさまをご覧あれ。

検索フォーム
リンク(順不同、敬称略)
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード