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MODELS BY MAREK 日本陸軍 満州飛行機 キ-98

なんか随分前に「ピトー管へし折った以外は完成だよー」と言ったっきり、音信不通となっていた満州飛行機のキ-98ですが、twitter上で開催されました2020年モデラーズクラブ合同作品展に合わせて最後の修復と写真撮影行いましたので報告させていただきます!

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ばばーん
かっちょいい! かっちょよ過ぎる!
思わず十万石まんじゅうばりのフレーズで感激してしまうカッコ良さ。
うーん、なんてかっこいいんだ。

Manshu K-98-011

キットはMarek Pacyński氏の個人ブランド、「MODELS BY MAREK」からリリースされた作品。
このキットはポーランドMPMODELから印刷版も出ていますが、自分はオンラインショップのZARKOV MODELSでデジタル版を購入しました。ZARKOV MODELSでの定価は6.65ユーロ(約800円)。
デジタル版は印刷版のシャープさ、紙の質感の楽しさには負けるのですが自分は飛行機キットの経験が少ないので、いくらでも失敗できるデジタル版で進めました。

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MODELS BY MAREKの商品は極端に細かい部品はなく、それでいて機内や脚納庫、空冷機ならエンジンのディティールもある程度作り込まれており難易度は「中」といった感じ。
ラインナップがおもしろくて、スツーカ、メッサーシュミット109、ヘルキャット、ムスタングといった定番機が並んでいるかと思うと唐突に「空技廠 R2Y 景雲」とか「アルスナル ドゥランヌ 10C2」とかが挟まってくるので油断ならない。

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塗装バリエーションが多いのもMODELS BY MAREKの特徴で、キ-98も満州空軍、タイ空軍、インドネシア空軍などのバリエーションが出ています。

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製作上の注意としては、前車輪式なので機首にオモリを入れないと完成品が尻もちつきます。自分は釣り用のシンカーを入れました。このことは組み立て説明書にも記載はあるんですが、重さの目安がなくって完成して尻が重いと手直ししようがないのでけっこう重いのを入れてます。このへんは経験積まないとわかんないですね。
それと大直径プロペラをぶん回すのでやたらと脚が長い(特に前輪)んですが、これが結構華奢で普段は台の上に腹を載せて飾っています。

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うーん、よく見ると胴体がスキンがたるんで隔壁部分が膨らむ「肋が浮いた」状態になっちゃってますね(特に機首部)。これをスッキリと仕上げられるとクオリティがぐーんと上がるので精進したいところ。

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OHPフィルムのキャノピーは設計上の問題なのか制作精度の問題なのか、胴体にぴったり合わずに少し隙間があいちゃいました。キ-98は与圧キャビンなのでこれは大問題。あと、空気取入口はたしか筒抜けなので目隠しに板を入れたんじゃなかったっけな。
そうそう、動翼部分は一体式と分離式が選択できるんですが、主翼の補助翼が展開図では両方とも同じ側になってしまっています。なので分離式で制作するときには片方を反転させる修正が必要となります(印刷版がどうなっているのかは未確認)。

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フィレット部分は、「テケトーに切れ目を入れてなんとかしてね」方式なんですが、自分はそれ苦手なんでトライ・アンド・エラーでそれっぽい形を自作しています。あと、背中に謎の黄色い線が2本ありますが、これは後からデカールみたいに貼って追加した線。この線の間の部分の胴体の組み立て失敗しちゃって刷り直したんですけれども、制作に時間かけすぎて組み上がってる部分が褪色して刷り直した部分と微妙に色が違っちゃったのを隠すための線です。

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35分の1 T-26と記念撮影。うーん、飛行機はデカいなぁ。ちなみに空モノ標準スケール33分の1で完成サイズ全長全幅とも約35センチといったところ。

総論としましては、動翼の問題などあるものの、頭を抱えるような大きな破綻はなくデジタルの特性である「何度でもリトライ可能」を生かせばけっこう気楽に仕上げられる難易度でありました。デジタル画像を編集できる環境があるモデラーになら、自信を持ってオススメできる一品です。
素晴らしいキットをデザインしていただいたMarek Pacyński氏に感謝します。dziękuję!

*今回は完成報告のみとなりましたが、最近はtwitterで制作過程の投稿しています。良かったらそっちも見てやってください。現在はMODELIKの203ミリ榴弾砲B-4つくっています。

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ジャンル : 趣味・実用

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No title

こんな機体があるんですね。 私は変わった飛行機が好きなので興味深く拝見しました。 ポーランドの作家さんもこんなマイナーなマニアックなアイテムを出してくれてありがたいですね。 のとっちょさんの工作も綺麗な仕上がりでとてもいいです! 榴弾砲も完成したらまた見せてください。

Re: No title

Abさん、コメントありがとうございます!
胴体まで完成したところで敗戦で資料共々焼却されたとのことで実力は未知数ですが、見た目の日本機らしからぬパワフルさに魅了され挑戦してみました。
次のB-4榴弾砲も牽引火砲なのに履帯を履いている姿に惹きつけられての火砲初挑戦です。
拙い部分もありますが、引き続きよろしくお願いいたします。
展開図公開中
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