一式中戦車、完成!

さぁさぁさぁ! 延々と作り続けてきました一式中戦車ですが、ついに! 完成となりました!!

一式中戦車_4

うーん、こうして見ると日本戦車もカッチョいいねぇ。
ここまで手塩にかけて作ってきた(「手塩にかけて作る」ってのもヘンな表現ですが)甲斐あって、手にもってみると、これがカッチョいいやら、可愛いやらで、なんとも言えない感慨があります。

一式中戦車_1一式中戦車_2一式中戦車_3

ちなみに砲塔の砲手ハッチ(司令塔の反対側の四角いハッチ)の前にある怪しい棒は、つけると三倍強くなる指揮官用アンテナじゃなくて、対空機銃架。敵機が来た時は、砲塔後ろの機関銃を引っこ抜いてここにつけてバリバリっと迎え撃つわけですな。でも、大抵の国の対空機銃架は車長用司令塔についてるんですが、なぜか日本軍は砲手の担当。砲手ハッチもなぜか前後分割になっていたり、コマゴマと意図がわからんちん。

一式中戦車_7一式中戦車_5一式中戦車_6

ちょいとコイツは写真映りが良くって得してる部分もあるんですが、実物は実物で紙の質感と立体の迫力で、また御機嫌なのですよ。
ベテランモデラーから見れば、まぁ、色々と難点もありましょうが、みなさまの御訪問という応援をいただきまして完成させたこの作品は、自分として正に傑作なのであります。
思い起こせば最初にハサミを入れたのが、なんと2009年の10月末。一式中戦車一輌に、実に1年半もかけたんですな。とにかくわしは製作にムラがあって、サクサクと進めたかと思ったら数週間放ったらかし、なんて具合でしたんで、決して「カードモデルの製作は戦車一輌に一年以上かかる」ってわけじゃないですぞ。
ちなみに、マリモデのキットそのものは合いが良く、「こんなの、どうすんじゃ」と頭を抱えるような極端な展開図の破綻もなく、地味に続けてればそのうち完成する、といういいバランスでした。カードモデル初心者、初挑戦、という方にもオススメできるキットです。
総論としましては、カードモデルは楽しい、とにかく楽しい。作っている時も楽しいし、完成品を眺めていても楽しい、というのが、この一式中戦車を組み立てての感想となります。
このキットをデザインしたデザイナーのPawel Mistewicz氏と当製作記を閲覧くださった全てのお客様に感謝いたします。
どうもありがとうございました。

それでは、この週末はコイツを抱えて静岡まで行ってまいります~♪
スポンサーサイト

テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

一式中戦車、小物の組み立て・2

День Победы!
一日遅れですけれども、5月9日はロシアの対独戦勝記念日。ソビエト時代の名物だったメーデーのパレードがなくなって、最近は軍のパレードなんかはこの日にやってますが、年々と「国家の威信」とかよりも歌有り、踊り有り、のお祭り色が濃くなってるみたいですな。パレードも最新兵器が一糸乱れず粛々と行進するばっかりじゃなくて、博物館の展示品をゴロゴロ引っ張って見せびらかしたりしてるし。T-34/76も元気に走っていたようですぜ。今年で先勝66年目だってのに。

さて、それはそれとして、いよいよ泣いても笑ってもコーヒー飲み過ぎてトイレが近くても、一式中戦車の製作も大詰め。
あとは車体後部の小物をいくつかと、各部の取っ手、砲塔上の対空機銃架を作れば完成ですよん。 

20110510_02.jpg

まずはこれ。なんじゃこりゃ、って感じですな。しかも、ライトのパーツがチラホラ見えてて、けっこう前に撮った写真なのがバレバレだし。この70を巻いて、アンテナ基部を作ってネ! と、いうことなんですが、まぁ失敗しましたよ、普通に。特に、この細い部分なんか剥離するわ千切れるわで散々。結局、予備領域から同じような感じに切り出したものを単純な長方形に切り分けて、中心から順番に巻きつけていって形にしましたとさ。と、いうか、もともと一体になってる必然性がわからぬ。

20110510_03.jpg

で、車体に取り付けるとこんな感じ。アンテナ線は0.3ミリの真鍮線。でも、日本戦車はアンテナ立ててない事も多い。きっと、数が全然足りなかったんだな。

20110507_03.jpg

お次は車体後部右側フェンダーに載る車外装備品。キットには、裏表を貼りあわせる方式と、棒を自分で用意して金属部分だけ紙で作る方式の2種類が準備されているんですが、裏表貼りあわせた上に、さあらに金属部分パーツを貼り重ねた方がうまく行きそうだったので、ここはマルチマテリアルとせずに紙でいきましたのよ。

20110510_01.jpg

で、こっちも車体に載せてみた。アンテナのついていないアンテナ基部と干渉してちょっと無理やりっぽくなりました。そもそも、こっち側のアンテナ基部って、なんのためにあるんだろう? 写真で見ると、なんか上にボルトが出てたりして、何か意味はありそうなんですがわからんちん。あと、手前にある変なカタチのものはジャッキ。ただし、厚紙を張り合わせただけなんで、いかに日本戦車が軽くてもこれじゃあ、ちょっと車体は持ち上げられそうにない。

さぁ、いよいよ完成目前、というところで今日はここまで。
次回(たぶん金曜日の夜に更新)は静岡ホビーショーに先立って完成品お披露目の予定。
良かったら見に来てちょうだいな。ではまたー

テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

一式中戦車、小物の組み立て。

一式中戦車、履帯も巻き終わっていよいよ完成も近づいてまいりました。
大きなパーツはすでに全て組み立てが終わっておりまして、後は小物をポチポチと付け足すのみ。

20110507_01.jpg

まずは前照灯いってみましょ。
実車の前照灯は砲弾形というか、お椀形というか、「ラリーカーのフォグランプ」みたいな、「ライト形のライト」なんですが、このキットでは大胆に簡略化して円盤とその後ろにつく円錐形となっております。
おっ! これって、わしが以前に48分の1のBT-5で前照灯を簡略化したのと同じ手法だ! 別にBTでマリモデのキットを参考にしたわけじゃないんですが、本場のデザイナーさんと同じ手法にたどり着いたのはちょっと嬉しいですね(いや、一式の組み立て説明書を見たイメージが頭の隅に残っていたのかな?)。考えてみればこのキット、わしの苦手な「釣鐘形」が一つもなかったっすね。
で、そのライト本体は問題ないんですが、問題は車体に立つ「足」。写真の「100」の目盛りの上にあるのがそれなんですが……細い! 細いぞ! この細さでライトを保持しようとしたら、絶対に悲しいことになるって!

20110507_02.jpg

で、悲しいことになると悲しいので、足のパーツの「巻き」がゆるくて中心に隙間があるのをいいことに0.5ミリ真鍮線をぶっ刺して、そのまま勢いでライト本体にもぶっ刺して補強してみました。これで首がコロリ、という事態は防げるはず!
ちなみにこの「足」、組み立て説明書でライトの斜め部分に接着するように指示されていますが、ただのベルトを巻いただけなんで、このままだと絶対にうまくくっつきません。この後で新品の刃で先端を斜めに切り落としました。

20110507_04.jpg

そして、こんなこともあろうかと、事前にライト基部のパーツの中心にも穴を開けてあったので、真鍮線を紙の厚み分0.数ミリ残してカット、フェンダーに接着してみましたよー。
うーん。ピントがヘンなところに合ってるねぇ。
今になって思えば、ライトの真下は起動輪が迫っていてフェンダーの裏がほとんど見えないので、ライト基部の穴をフェンダー裏まで貫通させればもっと強度稼げたですね。

20110507_05.jpg

せっかくなんで、さりげなく写った車体前方機銃もクローズアップ!
……うん、まぁ、この部分のディティールは、正直ちょっと物足りないわね。
機銃も、先端の開口部がやたら大きくて放水車みたいだし。でも、ここは細かい曲面の連続だからまぁ仕方ないさ。これは、こういうもんだと強く信じ込めばたちまち問題解決!

おっと、気がつけば車体前部はこれで完成ですね。でも全体像はまだ先のお楽しみ。なぜなら、完成直前の写真をアップすると完成したような気になって手が止まっちゃうから。
いよいよ完成間近なわけですが、長々と作ってきてだけあって、一抹の寂しさもありますな(なんだかRPGのラストダンジョンに挑む気持ち)。
残るは車体後部の小物。焦らないように仕上げたいと思います!

テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

一式中戦車、排気管の組み立て。

あわわ、ちょいと一休みのつもりで横になって、気がつきゃ深夜の二時までゴロ寝ですよ。スーダラですよ。

20110503_01.jpg

写真は以前に鳥かご型マフラーカバーの時にも使った写真なんですが、今回報告するのはその上のパーツ番号「65」と愉快な仲間たち。これを丸めてフチで接着し、イナズマ型に2回屈曲したパイプを作りますよーってことなんですが、これがなかなかうまくいきませんのよ。ちっちゃいパイプを丸めて作るのがけっこうしんどい上に、マリモデの紙って細く丸めようとコネ回してると内側が剥離しちゃうのねん。

20110503_02.jpg

そこで、テケトーな紙を内径にいい具合に丸めてガッチリ接着、それに巻き付けるカタチで作ってみると、これがなかなかいい感じ。なによりも、バラバラに作る各部分の太さをある程度揃えられるのでラクチンですね。

20110503_03.jpg

特に、パーツ番号「65」は、ノリシロが全くないので、こんな感じに余白ごと切り出して筒にして、エルボー形に接着してから余白を切り落とすことでカタチにしました。切るときは、中に入ってる仮の芯ごとぶった切ってしまえばいいんだからラクチン! と思ったんですが、まぁ、実際にはなかなかうまくはいかず、潰れちゃったのをピンセットで整えてます。

20110503_04.jpg

で、そうやって組み立てた排気管をマフラーに接着するとこんな感じに。それほど複雑な構造ではないんですが、なかなかいい雰囲気。ちなみに、実車の排気管は、このように先端まで丸いままズドーンとはなっていなくて、先端の潰れた「フィッシュテイル」っぽい感じらしいんですが、無理に再現しようとすると丸めるの失敗しちゃったみたいになりそうだったんで、これでOK! ということに。また、根元の「イナズマ形」の方は、実車ではただのパイプではなくて、90度カーブした扁平な箱から真っ直ぐなパイプが出ているような、複雑な形状をしているんですが、まぁいいってことよ。細かいことを言うなら、車体側面からフェンダー上にはみ出した部分を守る、円弧状の装甲板がフェンダー上に立つんですが、それもマリモデはあっさり省略。省略っていうか、もともとそれがない三式中戦車とちょっと混同してるのかも?
↑朝になってから資料を良く見たら、一式中戦車も排気管ガードの円弧状装甲板はないみたいです。ごめんね。

さて、ご挨拶が遅れましたが4月も多数のアクセスをいただき、ありがとうございました。4月より一身上の都合により更新ペースが半分ほどに落ちまして、それに伴いアクセス半減も覚悟していたのですがおかげさまで4月のアクセスも3月とほぼ同数の横ばいでした。ありがとうござます。
いよいよ5月にはこれまで引っ張りに引っ張った一式中戦車の製作が感動のフィナーレを迎える予定ですので、お時間に余裕のある方は、冷やかし気分で覗きに来ていただけると幸いです。
それでは、5月もよろしくお願いいたします。

テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

一式中戦車、履帯巻きつけ・2

前回、「足回りに巻き付ける前にうっかり履帯を輪にしてしまう」という、当ブログ史上最大の地味なピンチを「無理やり剥がす」という必殺技で、半泣きになりながら華麗に切り抜けたわけですが、短すぎた履帯を1コマ足した102コマにして、仕切りなおしでございますですよ。

20110429_01.jpg

でも、一気にやったから途中経過の写真がまるでナッシングなのよ。
手順としては、まず履帯を巻きつけた起動輪を接着(後付のガイドリングが地味に活躍)。そして、起動輪から下へ進んで転輪の下になる部分を接着し、水平な台においてガッチリ乾燥。この辺で、真ん中の上部転輪(小)の上辺りに来ていた両端を接着。
誘導輪に巻きつけながら接着すれば、だいたいカタチになりますが、このままだと、残る上の部分の履帯が紙のテンションでヘンな所で盛り上がったりするので重量で弛んだ感じに形を整えながら接着します。
写真は「牛の刻参り」(←また鳥山石燕。ミリタリー系なのにしょっちゅう鳥山石燕が登場するブログも珍しい)みたいになってますが、これは弛ませたカタチで固定するための接着剤の乾燥待ち。起動輪直後と誘導輪直前も弛ませた方が良かったですね。

そして、ガッチリ乾燥すれば履帯片方完成ですよ! ビバッ!

20110429_02.jpg

おおっ! なんか実際よりも写真写りが良くて得した感じ!
誘導輪と起動輪の前後で弛みがないのはちょっと気まずいけど、一番よく見えるフェンダーの欠けた中央部分で弛んでいるから、これでOK!
それにしても、日本軍の戦車って、なんでいつもこんな中途半端に車体中央部でフェンダー切り取ってるんだろう? 車体全長貫通させちゃったほうが構造簡単だと思うけど?? たぶん、乗員の乗り降りの都合なんだろうけど、それならイタリア戦車みたいにフェンダーの外側に足をかける足場をつける方がカンタン(カードモデルだと、針金で自作だからめんどう)だと思うけどなぁ。ひょっとして、日本軍の戦車のフェンダーって、乗ると壊れるほど華奢な構造なのかしらん。

20110429_03.jpg

そしてこれが、大迫力の写真を取ろうとしたらピントが変なところにいっちゃった写真。しょぼーん。
転輪だけだと、どうにも足回りの強度に不安があったんですが、履帯にガッチリ接着しちゃうことで履帯全体に重量が配分されるようになり、転輪基部への負担も軽減したことでしょう。
さぁ、いよいよ完成間近! 反対側の履帯もこの調子でやっつけたら、残るは小物ばかりですよ。

テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記
ジャンル : 趣味・実用

展開図公開中
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
プロフィール

のとっちょ

Author:のとっちょ
カードモデル初心者が苦闘するさまをご覧あれ。

検索フォーム
リンク(順不同、敬称略)
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード